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アイドルを語り尽くせ

欅坂46「世界には愛しかない」 この夏、世界には愛しかない

欅坂46の2ndシングルが遂に解禁された。

デビュー曲「サイレントマジョリティー」で世界を変えてしまった欅坂46

高すぎる壁を超えてくれた。

 

「世界には愛しかない」-爽やかなカッティングギターと静謐なピアノで構成されイノセントな夏の空気を感じさせるサウンド。

 

そしてなんといってもポエトリーリーディングだ。

 

欅坂46の新曲はポエトリーリーディングが使われる-そう聞いたとき不安になった。

ポエトリーリーディングと言うと日本語ロックの大家、佐野元春が思い浮かぶ。

ロックの破壊衝動に知性を感じさせる佐野の語り。

 

欅坂はそれができるのか。

一体、欅坂46に何が起きているか。秋元康は何を考えているのか。

 

不安は杞憂だった。

 

 

大人への反抗、レジスタンスを爽やかに高らかに歌い上げる名曲が完成した。

欅坂46のテロリストのような破壊衝動だけでない、「愛で世界を変えるレジスタンス」が詰まっている。

 

欅坂46の行末に不安はない。

 

きっとこの夏、世界には愛しかない。

 

 

 

 

 

欅坂46「世界には愛しかない」 歌詞

歩道橋を駆け上がると夏の青い空がそこにあった

 

絶対届かないってわかってるはずなのに 僕は爪先で立って思い切り手を伸ばした

 

ただじっと眺め続けるなんて出来やしない

 

この胸にあふれる君への想いがもどかしい

 

真っ白な入道雲がもくもくと近づいてどこかでセミたちが一斉に鳴いた

 

太陽が一瞬ひるんだ気がした

 

複雑に見えるこの世界は単純な感情で動いている

 

最初に秘密をもったのはいつだろう 大人はみんな嘘が多すぎて忘れてる

 

通り抜ける風は僕に語りかける もう少ししたら夕立が降る

 

世界には愛しかない 信じるのはそれだけだ

 

今すぐ僕は君を探しに行こう

 

誰に反対されても 僕には変えられない

 

それが僕のアイデンティティ

 

空はまだ明るいのに突然雨が降ってきた

 

僕はずぶ濡れなりながら街を走った

 

夕立も予測できない未来も嫌いじゃない

 

最後に大人に逆らったののはいつだろう 諦めること強要されたあの日だったか

 

アスファルトの上で雨が口応えしてる 傘が無くたって走りたい日もある

 

時代には愛しかない 空はやがて晴れるんだ

 

悲しみなんてその時の空模様

 

涙には色があった僕らはずっとやさしくなる

 

それが僕のリアリティ

 

君に会った瞬間 何か取り戻したように僕らの上空に虹がかかった

 

世界には愛しかない 信じるのはそれだけだ

 

今すぐ僕は君を探しに行こう

 

誰に反対されても風向きは変えられない

 

それが僕のアイデンティティ

 

全力で走ったせいで息がまだ弾んでた 自分の気持ちに正直になるって清々しい

 

僕は信じてる 世界には愛しかないんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欅坂46「サイレントマジョリティー」-すべてのアイドルファンよ、武器を取れ、理想を語れ、蜂起せよ-

欅坂46サイレントマジョリティー」が誕生した。

静謐なピアノソロから始まるその曲は、「名曲」とか「神曲」とかそんな言葉を通り越してしまう。

2016年に輝くアイドル界のアンセムだ。

すべてのアイドルファンに夢を与えるアンセムだ。

 

いま、時代は混迷を極めている。

混迷という言葉が当てはまらないほどの時代だ。

世界ではテロ、極右主義の台頭、未曾有の混乱の時代が来ている。

そこに騎士団としての欅坂46が救済に現れたのだ。

 

我々、アイドルファンにできることは、なにか。

 

 

理想を語ることだ。

 

 

「君は君らしく生きていく自由があるんだ」

「大人たちに支配されるな」

「one of themに成り下がるな」

どこかで聞いたような言葉だって?

そんな戯言は聞かなくていい。

我々、アイドルファンはこの歌を語り継いでいけばいい。

 

乃木坂46のテーマは「希望」であるが、欅坂46は「レジスタンス」だ。

乃木坂46でも救えないほどの荒涼として景色がそこまできている。

 

欅坂46の「サイレントマジョリティー」をアンセムに我々は立ち向かっていくのだ。

 

もう一度言おう。

 

 

すべてのアイドルファンよ、武器を取れ、理想を語れ、蜂起せよ

 

 

戦いは、まだ始まったばかりだ。