乃木坂463期生曲「3番目の風」
清廉、潔白、軽快-この曲にはこの言葉がよく似合う。「風」という言葉から初夏に吹く、夏の予感を感じさせる、爽やかな風を感じさせる。
単なるアイドルグループの3期生ではなく、乃木坂46の3期生なのだ。それだけに背負うものは大きいし期待も大きい。でも3期生はで軽々と飛び越えた。この曲は物語を作り上げていく、そのための決意表明の曲だ。乃木坂46はAKB48という大きすぎる宿命を乗り越えるために涙の物語を重ねてきた。
アイドルは物語、である。路上ライブやCD手売りといった物語を蓄積し、イベントを通してファンとの濃密な物語を共有し、それをブレイクするタイミングでファン以外にも放出する。どれだけ層の厚い物語を作り出せるかが問題なのだ。
この曲は物語を作り出した。”Hey!”という掛け声で一体感を作り出した。ファンとこれから進んでいくんだ、という強い決意を感じる。
単なる3期生じゃない、乃木坂46の3期生だ。